スポーツベットのアービトラージについて

スポーツベットだけには限らないのですが、特にスポーツベットにおいてはアービトラージと呼ばれる、確実に利益を上げられる方法が時として存在することが知られています。これはイカサマとか強運に頼るというものではなく、数学的な事実です。ですが、どんなスポーツベットでも常にこの方法が存在するわけではありません。

ある特定の状況が発生した場合に限ってこの方法が存在するのです。一体どういうことでしょうか。言葉で説明するのはなかなか分かりにくいので、実例を挙げて説明することにします。ただ、説明の分かりやすさ重視のため、やや極端な例になることはご了承下さい。いま2つのブックメーカーAとBがあり、どちらもPチームとQチームが勝負するスポーツの賭けを行っているとします。

Aメーカーでは、Pの勝利で2.1倍、Qの勝利で1.8倍のオッズがつき、BメーカーではPの勝利で1.8倍、Qの勝利で2.1倍のオッズになっているとしましょう。ここまで分かりやすいアービトラージはなかなか発生するものではありませんが、存在しえないわけではありません。どちらのメーカーも、それ単独では別におかしなオッズにはなっておらず、存在しえない例ではないわけです。ところが両者を並べてみた場合、このような賭けをやったことのある人ならほぼすぐに気づくことでしょうが、

例えばAメーカーでPの勝利に1ドル、BメーカーでQの勝利に1ドルを賭ければどうなるでしょうか。PとQのどちらのチームが勝っても、2ドルの投資により2.1ドルの払い戻しが確実に受けられることが分かります。このような賭け方をアービトラージと呼びます。今では、コンピューター上で常にチェックをさせ、アービトラージが発生すれば即座に知らせてくれるようなアプリさえあります。ホント、オンラインカジノの世界も奥が深いです。